画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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2014年02月07日

いばら姫」から夫婦の会話とその後

1月26日に、関西福祉大学教授 半田 結 による
「おとぎ話とこころの成長」講演会が開かれました。
ご出席下さった方々は、お帰りになった後、
この講演内容をどのように消化されたでしょう。

この会場には4組の夫婦がいました。
これは異例なことです。
今年は夫婦和合の年、
バランスを心掛ける年なのでしょう。
女性性の時代を超えて、
男性女性のバランスを旨とするようにと、
宇宙の意向を読んだように思ったことでした。

今回取り上げたおとぎ話は「いばら姫」でした。
この話の「一番魅かれた場面」を絵にするようにと、
講師の指示でワークがはじまりました。

「一番魅かれる場面」を無邪気に拾う作業は楽しいものでした。

わたしは話の最初の場面、
お妃がザリガニに、
「お前の望みは、まもなくかなえられるだろう。」と、
言われるところを絵にしました。

196.JPG

隣の夫が何を選んだかを聞いて、
びっくりしました。
彼は、「美しいいばら姫の噂を聞いて、
王子たちがやってきて、
王女を助け出そうとしましたが、
やぶを通り抜けることは出来ませんでした。
いばらがまるで手のようにお互いにかたくからみ合っていて、
王子たちはいばらに引っ掛かって動けなくなり、
みじめに死んでいきました。」
というところだそうです。

196-b.JPG

夢の専門家であるわたしは、
この選択で彼の心中が透けて見えたようで、
ほっとしました。
これで彼は一歩前に踏み出せると思ったのです。

でも、この選択を彼はどのように受け取っているだろうかと、
2、3日後に訊いてみました。
(わたしが運転し、彼が助手席にいるドライブ中のことです。
ふたり共顔を見合わせず話が出来ます。)

「『いばら姫』を読んで、10人いたら10人、
王子たちが死んでしまうところを選ぶとは考えられないんだけど。
百人いてもひとりもいないと思うわ。
千人いたらもしかしたら、ひとり位いるかもしれない。
でも、正直1万人にひとり位に珍しい選択だと思うのだけれど。
なんでここを選んだの?」と、訊いてみました。

彼曰く、
「だって王子たちが惨めだと思ったのさ。
辛いだろう。
絶望だよ、先に望みも無いし。
無力感、自分には力が無い。
何も出来ない。惨めさ。
存在理由の無さ。
これで終わっちゃうのか。。。。。。
惨めで辛いね」

言っているうちに、
少し力が入ったようでした。
これまで彼が抱えて来た心の重荷を、
死んでいった王子たちの身を思うことで、
吐露していたのです。

そこで、
「どんな感情が浮かんだの?」と、訊いてみました。
「感情は無いよ。」
重ねて、
「惨めで辛いだろうと思うのに感情は無いの?」

「感情は無いね。」
見事な答えです。

「惨めって悲しいでしょ?
辛いって悲しいでしょ?
悲しいって感情じゃないの?」

「あぁ。。。。
。。。。。そうだね。
そう言われれば、悲しいよね。。。。。。
自分が何も出来ない惨めさって悲しいよね!
。。。泣けるよね。
悲しいんだね。。。。。」

この数年、彼はじっと無力感を抱えかたくなでした。
その自分にいま向き合い、
自分を慰めているのです。

誰に指摘されるでもない、
そんな自分に直面の場面を、
このワークで彼は自分にこしらえ、
自分で自分を癒していきました。
彼は自分の感情を味わうことで、
学びを得たのです。

この日が28日だったでしょうか。
29日には恩師を看て下さっている主治医が電話をくれて、
恩師は後1週間ほどだと聞かされました。
看病中の娘さんに電話をしたら、
父親は意識が混濁しているけれど、
夫が描いた肖像画を見せると正気に戻ると話してくれました。
そして、しばらくして正気の恩師と夫は電話で話が出来ました。

夫の持てる才能が一番花開いた肖像画で、
画家冥利に尽きるうれしい反応を、
恩師自らが夫に示してくれたのです。

電話でのやり取りは後で聞かされたのですが、
それを話してくれる夫のまぶたはいつも以上に腫れぼったく見えました。

昨夜(2月6日)その方が亡くなりました。
みんながみんな覚悟していた死でしたから、
本当にご苦労様の気持ちと、
感謝だけが胸一杯に迫ります。

淡々とした日常ですが、
奇跡の流れ、
感情の浄化と癒しの流れです。

「おとぎ話とこころの成長」のお話でした。


posted by バンナイ at 14:00 | あれこれ

2014年01月28日

ゆめのことばたち42・ワイン

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さあ、ワインを飲もう。
いまからは力を抜いてワインを楽しもう。

不自然な笑いとおさらばし、
自分に押しつけた裏腹な思いと決別する。 
この人生を思いっきり楽しもう。 

あなたは自分が考えた善人になりたくて、
くたくたに疲れてしまった。

ワインの精はいう:
ワインを飲んで素の自分に戻りなさい。
自分を楽しみなさい。
嫌いな自分も好きな自分も、
だだをこねる自分も、
あれこれ出来る自分も、
全部楽しもう。

一口のワインはあなたを解放し、
いっとき別世界へと誘う。
ワインを浴びるように飲むのではなく、
ワインの香りとエッセンスを楽しむ。
そうすればあなたは自分の味を楽しめる。

あなたがあなたの味を楽しんだら、
身近な人はあなたの魅力に酔うだろう。
あなたの存在はワインになる。

あなたがワインとなって、
あなたのエッセンスを味わってもらう。
身近な人があなたのエッセンスの虜になると、
そこからは、螺旋模様の宇宙の法則に乗る。

ふたつの魂はひとつになり、
螺旋を描いて舞を舞う。

人生の舞を舞う。


posted by バンナイ at 19:42 | ゆめのことばたち

2014年01月23日

ゆめのことばたち41・冷蔵庫

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冷蔵庫があるから、
いつでも食べたいものを、
食べたいときに食べられる。

そこを敢えて立ち止まって、
本当に冷蔵庫が必要かどうか考えてみよう。

冷蔵庫がなければ、
手に入れた食材はすぐに調理するはめになる。
わたしたちは動物だ。
食べないでは生きていけない。

冷蔵庫の低温で蓄えられた食べ物はどれも冷たい。
町中で買って来た食材は、
どんな人がどんな畑から収穫した野菜か、
誰がどの海から捕ってきた魚か分からない。

いわれも知らない食材を、
冷蔵庫で時間をかけて保存すれば、
その滋養は指数関数的に減少する。

夢はいう。
わたしたちは天の気遣いを食べているのだと。
わたしたちは天が提供してくれる食べ物を食べなければ生きていけない。
天の意に添った地や海の思いやりを食べないでは生きていけない。
そこには待ったはないのだ。
思いやりは食材が届いたその一瞬が滋養の一番強いとき。

手に入れた食材が運んでくる海や畑と挨拶を交わそう。
海の景色も畑の景色も、
リズムを取って呼吸するのが見えてくる。

あなたもリズムを取って呼吸し、
暖かな鼓動を持つ者。
天から人へ手渡された食べ物を、
呼吸のリズムに変調を来す冷蔵庫に入れず、
あなたの聖なる身体は食べたいだろう。


posted by バンナイ at 08:25 | ゆめのことばたち

2014年01月17日

ゆめのことばたち40・ライオン

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野獣の王者。
君臨することが自分らしさと思っている.
だから滅多なことでは怒らない。
しかし意に染まないことには我を通す。

この王者は、
手近な力を使って周りを支配する。
大声と腕力で周りを驚かす。
知力を使って論理の網を張る。

全てさもしい我欲の女がすること。

これからはそんな雌ライオンではなく、
体力知力経済力を従える、
優雅で威風堂々の熱いライオンになろう。

体内に沸き立つ野獣の生命力を鼓舞し、
目が行き届く範囲は、
宇宙の秩序の守護者として、
責任を取れるものになろう。

食べることは、
自分以外の生命を自分に取り入れ、
そのエッセンスを受け継いで、
自己表現に継続すること。

野獣の王ライオンは、
地に住む動植物すべてのエッセンスを取り入れた身体を持っている。
この法則を周りに示す見本となろう。


posted by バンナイ at 06:05 | ゆめのことばたち

2014年01月06日

ライフシールを作りました

昨日は夢療法講座第4期の11回目でした。
1年近く夢の勉強をして来た受講生に取って、
自分の魂がどこから来てどこに向かうのか、
その流れの一部を確認できるところまで来ました。

輪廻転生は数えきれない回数を繰り返していますが、
今生に関係するテーマについては夢がそのエッセンスを教えてくれます。

それで講座の中でいままで夢を絵に残して来て、
そこからシンボルを絞り込み、
それをライフシールとして紋章形式の絵にしました。

この「ライフシール」という言葉は、
エドガー・ケイシーがリーディングで使った言葉です。
これが目指すところと意義付けは、
各自が霊的な進歩を目的として、
身近に飾る絵画様のものを指します。
自分の生きる目的をいつも意識しながら、
毎日を過ごせるようにという為に作るものです。

これまでの夢の中から、
自分にとって琴線に触れる要素を拾い出して制作していきます。
その結果出来上がったものは、
普遍的で誰にも通用する内容でありながら、
極めて個性的という結果になりました。

ここで受講生の現物をお目にかけるわけにはいかないので、
何とも歯がゆいですが、
感想をお話して、
昨日のワクワクどきどきの高揚感をお伝えしましょう。

エドガー・ケイシーは、
スピリチュアルに生きる目的を心に刻む方法として、
もうひとつ「オーラ・チャート」という手法も紹介しています。
この「オーラ」は、
人体のまわりに見えるエーテル状の光とは直接的関係はないようなのですが、
魂の遍歴から窺える意識の光とは関係しているのかもしれません。

難しいことは置いておいて、
オーラ・チャートは過去生の出来事も含まれ、
ライフシールは現世での目的(ブループリント)を主に扱います。

昨日の受講生のライフシールを全員分並べてみると、
魂遍歴が独自で似たものがないという結果でした。
それにライフシールのなかに、
明らかに過去生の体験が表れていました。
つまりオーラ・チャートの要素も充分盛り込んだ結果となりました。

出来上がったものは、
ギリシャ神話的なもの。
ムーやアトランティスが題材になっているもの。
宇宙的な広がりがあるもの。
時間が集約されて現在の一点に絞られているもの。
感念ではない現実を生きることがテーマとなっているもの。
過去生から持ち越した感情の解放に焦点が当たっているもの。

ざっと見てもこれほど個性的でした。

夢の治癒力の強さと広がりがどんなものかその雰囲気の一端でもお伝えできますように。

最後に、
わたしが夢で知らされた文様をもとに制作したライフシールをお目にかけます。

以前お見せしたものなので、恐縮ですが。

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posted by バンナイ at 07:40 | 夢活用法

2014年01月04日

ゆめのことばたち39・世捨て人

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都会の、
いつまでも明かりが消えない道端に、
棺桶よりわずかに大きい段ボールが、
「見てよ!見てよ!」と並んでいる。
そこを通らないと用が足せないときは、
面倒で、わざと無視したくなる。

さて、この段ボールの住人たちは、
世を捨てていないかもしれない。
希望を捨てていないかもしれない。
明日の自分を信じたい人たちかもしれない。

雨風をしのげる家があり、
口しのぎの蓄えがあり、
電気器具も扱えるほどには教育もあるけれど、
一年に一遍も尋ねてくる人もいない。
そんな人を、
世捨て人という。

ワンルームといえども寝場所があり、
生活費を稼ぎ出すには充分な仕事があり、
インターネットのアクセスなんて、
朝飯前の知識はあるけれど、
あけすけに言葉を交わせる相手がいない。
そんな人を世捨て人という。

あなたは世を儚んだのだろうか。
あなたは自分を哀れんだのだろうか。
あなたは自分の信念を持って世捨て人を貫いているのだろうか。

そんなあなたの戸口に立つもの。
陽の光。
こどもの笑顔。
ふと訪れる有るか無しかの風。

世を儚んでも、
自分に閉じこもっても、
自分だけの信念に生きても、
陽の光と、笑顔と、頬をなでる微風は、
あなたに条件をつけて訪れたのではない。

あなたが世捨て人の殻を破るには、
この無条件の訪れに身を任す。
努力は要らないが意思はいる。
緊張を緩め無駄な抵抗をやめる意志はいる。

世捨て人はあなたの過去の遺志だった。


posted by バンナイ at 10:24 | ゆめのことばたち

2013年12月31日

ゆめのことばたち38・指輪

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わたしの指輪が欲しい。
望み通りの指輪が欲しい。
夢みた通りの宝石が入った指輪が欲しい。
正直にそれを認めよう。

エンゲージリングに、
好きな宝石が欲しいなら、
それも正直に認める。

夢が叶って、
指輪をはめた手をかざしながら、
あなたは何を思うだろう。

リングの美しさとその貴重さを、
自分の尊さと自分の特有さに重ねる。

あなたはあなた特有の存在価値を持ち、
その存在は特異で特殊な道を辿っている。

指輪に託したあなたとあなたの約束。
あなたはそれを思い出すだろう。
指輪が明かす愛する人とあなたの約束。
あなたはそのあなたの半身を受け入れるだろう。

指輪が欲しいと気付いたあなたは、
夢の実現に向けて、
軽やかな一歩を踏み出し、
夢見る勇気という宝の山を掘り当てた。



posted by バンナイ at 20:13 | ゆめのことばたち
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