[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2007年6月〜2015年1月 ]

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2014年01月06日

ライフシールを作りました

昨日は夢療法講座第4期の11回目でした。
1年近く夢の勉強をして来た受講生に取って、
自分の魂がどこから来てどこに向かうのか、
その流れの一部を確認できるところまで来ました。

輪廻転生は数えきれない回数を繰り返していますが、
今生に関係するテーマについては夢がそのエッセンスを教えてくれます。

それで講座の中でいままで夢を絵に残して来て、
そこからシンボルを絞り込み、
それをライフシールとして紋章形式の絵にしました。

この「ライフシール」という言葉は、
エドガー・ケイシーがリーディングで使った言葉です。
これが目指すところと意義付けは、
各自が霊的な進歩を目的として、
身近に飾る絵画様のものを指します。
自分の生きる目的をいつも意識しながら、
毎日を過ごせるようにという為に作るものです。

これまでの夢の中から、
自分にとって琴線に触れる要素を拾い出して制作していきます。
その結果出来上がったものは、
普遍的で誰にも通用する内容でありながら、
極めて個性的という結果になりました。

ここで受講生の現物をお目にかけるわけにはいかないので、
何とも歯がゆいですが、
感想をお話して、
昨日のワクワクどきどきの高揚感をお伝えしましょう。

エドガー・ケイシーは、
スピリチュアルに生きる目的を心に刻む方法として、
もうひとつ「オーラ・チャート」という手法も紹介しています。
この「オーラ」は、
人体のまわりに見えるエーテル状の光とは直接的関係はないようなのですが、
魂の遍歴から窺える意識の光とは関係しているのかもしれません。

難しいことは置いておいて、
オーラ・チャートは過去生の出来事も含まれ、
ライフシールは現世での目的(ブループリント)を主に扱います。

昨日の受講生のライフシールを全員分並べてみると、
魂遍歴が独自で似たものがないという結果でした。
それにライフシールのなかに、
明らかに過去生の体験が表れていました。
つまりオーラ・チャートの要素も充分盛り込んだ結果となりました。

出来上がったものは、
ギリシャ神話的なもの。
ムーやアトランティスが題材になっているもの。
宇宙的な広がりがあるもの。
時間が集約されて現在の一点に絞られているもの。
感念ではない現実を生きることがテーマとなっているもの。
過去生から持ち越した感情の解放に焦点が当たっているもの。

ざっと見てもこれほど個性的でした。

夢の治癒力の強さと広がりがどんなものかその雰囲気の一端でもお伝えできますように。

最後に、
わたしが夢で知らされた文様をもとに制作したライフシールをお目にかけます。

以前お見せしたものなので、恐縮ですが。

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posted by 天の鳥船庵 at 07:40 | 夢活用法

2013年06月20日

閉経は新たな人生の始まり

毎夜夢を見る限りは人生に希望が持てる。

真実は確かにその通りです。
この考えはいままでの経験から確かなものに思えます。

しかし、夢の世界が展開する話題の確かさは、
社会の概念や常識と違っているかもしれません。

世間が云う、
また人間が考える一生とは、
人生にも春夏秋冬と四季があり、
子孫を生み出せない歳(秋)になれば、
後はひたすら人生のまとめ(冬)に入っていくだけというものでしょうか。
つまり、夢が扱えるのはこのまとめへのサポートにしか過ぎないと。

この考えは夢の示唆と違っています。

とはいえここでわたしが記事にできるのはメモ程度です。
テーマは膨大で重要なのに、
まとった記事にできるほど資料が整っていません。
しかしそのさわりだけでも、お目にかけましょう。

女性性の時代を迎えているいま、
女性が目指すのは、
閉経後の豊かな時期をどのように過ごせるかです。
(閉経後こそ人生は豊かなのだという、
そこから話をしないといけないのですが。)
それを獲得して生きることが可能な時代に入っています。

それまで女性の身体は、
毎月子孫を迎える為の準備にいそしんできました。
それが、その役目を終えたときから、
今度は子孫に限定されない自己表現が問われる
大きな創造性発揮の時期へと入っていきます。

これまでは男性性の時代でしたから女性の身体が持つ、
物理的な意味付けもその象徴性も考えられてきませんでしたが、
これからはその理解を得て、
創造性を発揮できる状態に閉経時を過ごす責任を、
女性は問われることになります。

そのひとつの象徴が夢に登場する「鳥居」です。
「鳥居」については何度か記事にしたのですが、
その先、神殿までの道筋を、
「子宮」を象徴的に夢見ることで、
わたしたちは夢を味方に、
それまでの人生をグレードを上げて自分のものにしていけるでしょう。
これがここでお伝えしたい大筋です。

男性性の時代、江戸時代は老人文化が花開いた時代と云われています。
これは大きなヒントになります。
いま女性性の時代の幕開けに生きている女性は、
閉経後にこれからの文化を創る担い手になるでしょう。

その為には、
自分のエネルギー状態を知って管理できる責任を問われます。

その管理法を夢が教えてくれるその具体例のひとつを、
わたしはいま手にしています。

では、この続きはまたの機会に。


posted by 天の鳥船庵 at 09:30 | 夢活用法

2013年03月25日

時間を楽しもう

夢に関わって、
夢が、この世の時間を楽しむことを、
教えてくれていることに気づきます。

「行動に移せ!」と、強く言うこともあります。
出来るからやれと言っているのですが、
変化を嫌うわたしたちは尻込みします。
本当は現状維持が一番エネルギーが要って、
疲労困憊を産み出すのに・・・。
軽やかさに身を任せられません。

休みなさい。

寛ぐことを覚えなさい。

お風呂に入りなさい。

海に行って地球のエネルギーを存分に吸収してきなさい。

神のみ業が創りだした野原の風に身を任せることです。

自分の「性」を受け入れ存分に楽しみましょう。

時間はこの世の大切な要素です。
いまこのとき自分の時間をどう過ごすかを教えているのが夢です。
夢が伝えるのはいまする必要があることなのですから。

時間で区切った生活を横目に見ながら、
時間を離れて心の流れに任せて時間を生きてみましょう。

時間から自由になるとき、
平和で満たされた気分が涌き、
暮らしを楽しめるでしょう。
暮らしを楽しむとはどういうことかが分かるでしょう。

どんなに辛いと思う毎日でも、
自分の理解が増すと、
人生の真の目的はこの世を如何に楽しむか?
に、かかっているのだと感じるようになります。

先日話題に上った夢に、
「あまりにも可愛くきれいだったので
サイズも確認しないでピンクの花柄のブラジャーを買う」というのがありました。

夢は人生を楽しむことを教える。
そこからこの夢を眺めれば、
現実にピンクの花柄のブラジャーを売っているお店に出かけて下さい。
こういう夢を見る人は、
そういうところに行ったことが無いはずです。
いつもは機能的で実用的。
健康に良いといわれる素材で作られたブラジャーを使用していることでしょう。
だからいつもとは違う高級品を扱っているお店に行って下さい。
そしていつもは絶対買わないような、
夢で見たのにそっくりのブラジャーを時間を忘れて選びます。
ここが大切。
時間を気にしない。

そして予算を遥かに超えた金額、
または、自分の実生活ではあり得ない高額のものを買います。
ここまででも相当に抵抗があると思いますが、
やって下さい。

夢とは違ってサイズ通りで、
それもしっかりフィット感のあるものを買います。
あなたの胸の中はここまででかなりドキドキのはず。
後悔と自分が自分でないような奇妙な感覚に襲われながら、
買い物袋を抱えて家路に着くことでしょう。

馬鹿馬鹿しさでいっぱい。
自分に腹さえ立っているかもしれない。
それでいい。
いま迄女性であることにどこか忸怩たる思いで生きてきたでしょうから。
女性であること。
女性を楽しむ為に、可愛らしいブラジャーが必要です。
誰に見せる訳ではない。
自分が自分に女性でいることを楽しむだけ。
その為にこの夢があるのだと知って下さい。
美しいもの、きれいなものをそれと認めることのできる自分。
自分の女性としての存在を美しいと認める。
精神性を生きるには、
ものと心の関係をこれほどに直接的につなげ、
実感することが必要です。

時間の捉え方を自由にする。
それと心の自由は一体です。
女性を楽しみ、
いまここにいる自分を楽しむ時間を惜しまなければ、
わたしたちはこの世にいて絶対的な自由を感じる力があります。


posted by 天の鳥船庵 at 06:47 | 夢活用法