1年近く夢の勉強をして来た受講生に取って、
自分の魂がどこから来てどこに向かうのか、
その流れの一部を確認できるところまで来ました。
輪廻転生は数えきれない回数を繰り返していますが、
今生に関係するテーマについては夢がそのエッセンスを教えてくれます。
それで講座の中でいままで夢を絵に残して来て、
そこからシンボルを絞り込み、
それをライフシールとして紋章形式の絵にしました。
この「ライフシール」という言葉は、
エドガー・ケイシーがリーディングで使った言葉です。
これが目指すところと意義付けは、
各自が霊的な進歩を目的として、
身近に飾る絵画様のものを指します。
自分の生きる目的をいつも意識しながら、
毎日を過ごせるようにという為に作るものです。
これまでの夢の中から、
自分にとって琴線に触れる要素を拾い出して制作していきます。
その結果出来上がったものは、
普遍的で誰にも通用する内容でありながら、
極めて個性的という結果になりました。
ここで受講生の現物をお目にかけるわけにはいかないので、
何とも歯がゆいですが、
感想をお話して、
昨日のワクワクどきどきの高揚感をお伝えしましょう。
エドガー・ケイシーは、
スピリチュアルに生きる目的を心に刻む方法として、
もうひとつ「オーラ・チャート」という手法も紹介しています。
この「オーラ」は、
人体のまわりに見えるエーテル状の光とは直接的関係はないようなのですが、
魂の遍歴から窺える意識の光とは関係しているのかもしれません。
難しいことは置いておいて、
オーラ・チャートは過去生の出来事も含まれ、
ライフシールは現世での目的(ブループリント)を主に扱います。
昨日の受講生のライフシールを全員分並べてみると、
魂遍歴が独自で似たものがないという結果でした。
それにライフシールのなかに、
明らかに過去生の体験が表れていました。
つまりオーラ・チャートの要素も充分盛り込んだ結果となりました。
出来上がったものは、
ギリシャ神話的なもの。
ムーやアトランティスが題材になっているもの。
宇宙的な広がりがあるもの。
時間が集約されて現在の一点に絞られているもの。
感念ではない現実を生きることがテーマとなっているもの。
過去生から持ち越した感情の解放に焦点が当たっているもの。
ざっと見てもこれほど個性的でした。
夢の治癒力の強さと広がりがどんなものかその雰囲気の一端でもお伝えできますように。
最後に、
わたしが夢で知らされた文様をもとに制作したライフシールをお目にかけます。
以前お見せしたものなので、恐縮ですが。