[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2007年6月〜2015年1月 ]

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2014年01月28日

ゆめのことばたち42・ワイン

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さあ、ワインを飲もう。
いまからは力を抜いてワインを楽しもう。

不自然な笑いとおさらばし、
自分に押しつけた裏腹な思いと決別する。 
この人生を思いっきり楽しもう。 

あなたは自分が考えた善人になりたくて、
くたくたに疲れてしまった。

ワインの精はいう:
ワインを飲んで素の自分に戻りなさい。
自分を楽しみなさい。
嫌いな自分も好きな自分も、
だだをこねる自分も、
あれこれ出来る自分も、
全部楽しもう。

一口のワインはあなたを解放し、
いっとき別世界へと誘う。
ワインを浴びるように飲むのではなく、
ワインの香りとエッセンスを楽しむ。
そうすればあなたは自分の味を楽しめる。

あなたがあなたの味を楽しんだら、
身近な人はあなたの魅力に酔うだろう。
あなたの存在はワインになる。

あなたがワインとなって、
あなたのエッセンスを味わってもらう。
身近な人があなたのエッセンスの虜になると、
そこからは、螺旋模様の宇宙の法則に乗る。

ふたつの魂はひとつになり、
螺旋を描いて舞を舞う。

人生の舞を舞う。


posted by 天の鳥船庵 at 19:42 | ゆめのことばたち

2014年01月23日

ゆめのことばたち41・冷蔵庫

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冷蔵庫があるから、
いつでも食べたいものを、
食べたいときに食べられる。

そこを敢えて立ち止まって、
本当に冷蔵庫が必要かどうか考えてみよう。

冷蔵庫がなければ、
手に入れた食材はすぐに調理するはめになる。
わたしたちは動物だ。
食べないでは生きていけない。

冷蔵庫の低温で蓄えられた食べ物はどれも冷たい。
町中で買って来た食材は、
どんな人がどんな畑から収穫した野菜か、
誰がどの海から捕ってきた魚か分からない。

いわれも知らない食材を、
冷蔵庫で時間をかけて保存すれば、
その滋養は指数関数的に減少する。

夢はいう。
わたしたちは天の気遣いを食べているのだと。
わたしたちは天が提供してくれる食べ物を食べなければ生きていけない。
天の意に添った地や海の思いやりを食べないでは生きていけない。
そこには待ったはないのだ。
思いやりは食材が届いたその一瞬が滋養の一番強いとき。

手に入れた食材が運んでくる海や畑と挨拶を交わそう。
海の景色も畑の景色も、
リズムを取って呼吸するのが見えてくる。

あなたもリズムを取って呼吸し、
暖かな鼓動を持つ者。
天から人へ手渡された食べ物を、
呼吸のリズムに変調を来す冷蔵庫に入れず、
あなたの聖なる身体は食べたいだろう。


posted by 天の鳥船庵 at 08:25 | ゆめのことばたち

2014年01月17日

ゆめのことばたち40・ライオン

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野獣の王者。
君臨することが自分らしさと思っている.
だから滅多なことでは怒らない。
しかし意に染まないことには我を通す。

この王者は、
手近な力を使って周りを支配する。
大声と腕力で周りを驚かす。
知力を使って論理の網を張る。

全てさもしい我欲の女がすること。

これからはそんな雌ライオンではなく、
体力知力経済力を従える、
優雅で威風堂々の熱いライオンになろう。

体内に沸き立つ野獣の生命力を鼓舞し、
目が行き届く範囲は、
宇宙の秩序の守護者として、
責任を取れるものになろう。

食べることは、
自分以外の生命を自分に取り入れ、
そのエッセンスを受け継いで、
自己表現に継続すること。

野獣の王ライオンは、
地に住む動植物すべてのエッセンスを取り入れた身体を持っている。
この法則を周りに示す見本となろう。


posted by 天の鳥船庵 at 06:05 | ゆめのことばたち