[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2007年6月〜2015年1月 ]

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2013年10月30日

ゆめのことばたち26・畑

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畑の夢を見たという。
そんな人は困ったことに仕事中毒だ。

そんなこと言われる筋合いはない?
感情を害してしまったところでもう一言。
真面目は確かに長所に違いない。
「しかし」、と夢はいう。
「そのグレードを上げるところだ」と。

「仕事こそが生き甲斐」のあなたは、
しばらく仕事を離れて、
多様な世界を見回してみるのはどうだろう。
こうして立ち止まることに、
素直になれるだろうか?
難しかったり辛かったりするなら、
あなたは仕事モードに戻ってはいけない。

それとも、
畑一面青菜が生き生きしていただろうか?
あなたもその青菜のように、
太陽に向けて両手をかざすがいい。
ついでに飽きるまで青菜を食べて、
太陽エネルギーを取り込む。

太陽は生きていくあなたの全身に降り注ぎ、
仕事と休養と内省の流れと、
その割合を教えてくれる。
生きるために。


posted by 天の鳥船庵 at 15:50 | ゆめのことばたち

2013年10月26日

ゆめのことばたち25・歯

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歯がなくては、
食べたものを噛み砕けない。
噛み砕けなければ消化できない。
消化できなければ、
身体に栄養を取り入れられない。

怖がってばかりで、
新しい世界に踏み出せないなら、
こころに栄養が行き渡らない。
このままでは栄養失調になる。
栄養失調なら難問奇問の人生を生きられない。

美味しいものをたらふく食べて、
味わってこそ人生だ。
この世で一番美味しいものは、
恋を置いて他にない。
こころの栄養が足りないと思ったら恋をする。
つまみ食いでもいい。
恋の美味しいまずいも体験が教えてくれる。

失恋で歯が欠けたら、
「新しい歯を提供しよう」と、
あなたの夢の神様は言うだろう。


posted by 天の鳥船庵 at 09:08 | ゆめのことばたち

2013年10月21日

ゆめのことばたち24・猫

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猫が好きでも嫌いでも、
猫の特徴を考えてみよう。

猫は「自分勝手」。
それならあなたも自分勝手だ。

猫は「セクシー」。
それならおんなの色香に磨きをかけて、
これと思う男に声をかける。

猫は「おべっかを使わない」。
それならあなたも人のご機嫌取りをしないで、
怠惰で優雅な猫を決め込もう。

猫は自分を持っているので、
好かれたり嫌われたりする。
しかし猫は好かれようと嫌われようと、
意にも介さない。

あなたも自分を取り戻すために、
好かれても平気、
嫌われても平気になろう。

さあそこで、
猫のように爪を立てて怒ってみよう。

それはできない?

そうでしょう。
いまのあなたには出来ない。
なら取り敢えず、
ひとりになろう。

そっとではなく、
目だつように姿を消す。
堂々と。

後ろ姿に「意に染まないから」と言わせて。


posted by 天の鳥船庵 at 21:08 | ゆめのことばたち