画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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ブログアーカイブ

2013年09月30日

ゆめのことばたち19・トマト

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真っ赤なトマトを好きか嫌いか。
そんなことを忘れるほど、
毎日何を食べているか、
関心もない。

あなたの心と身体は、
あなたが食べるそれになるというのに。

トマトは真っ赤でないといけない。
瑞々しくないといけない。
あなたが溌剌としているためには、
真っ赤なトマトのような、
太陽のエネルギーをいっぱい吸収し、
大地に根付いた食べ物が必要だ。

それであなたはこの世に根付き、
生きるダイナミズムを実感する。

トマトはラブアップルといわれる。
トマトの精は、
あなたに性のエクスタシーと
性の錬金術を施してくれるはずだ。


posted by バンナイ at 15:33 | ゆめのことばたち

2013年09月28日

ゆめのことばたち18・手紙

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夢で差し出される手紙はどれもうれしい。
夢で受け取った手紙は、
あなたに捧げる愛の歌。
書かれたどんな言葉も、
あなたへの賛歌ばかり。
優しい言葉遣いはあなたの心の芯を貫く 。

どうしてそんなことが言える?
だって、
本当のあなたが自分に贈る言葉だから。
揺るぐことのない、
強いあなたの気遣いが、
言葉になり、
文字になり、
手紙になる。

素直になろう。
手紙の言葉に留まろう。
取りあえず懐にその手紙を入れて、
いつでも取り出せるようにしよう。
手紙の意味も気遣いも、
いまは理解できないとしても、
その言葉でジャンプできるときに備えて。


posted by バンナイ at 11:44 | ゆめのことばたち

2013年09月24日

ゆめのことばたち17・月

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月に吼える。
狂気が目を覚まそうと時を伺う。

月明かりは目の中を戯れ、
肌で乱舞し、
喉を駆け上って唸り声となる。
満月のひかりは、
全身の血を沸点にまで、
容赦なく降り注ぐのだろうか。

いや、あなたに狂気を知らせるだけ。
狂気に目を向けて欲しいと知らせるだけ。

その狂気はあなたのものではないと、
月の光は伝えている。
太陽の煮えたぎる情熱が、
月の肌に跳ね返りあなたを捉えたその幻影なのだから。

だからその狂気を月のなかで遊ばせよう。
月はやさしい。
あなたの奥の狂気の世界を、
月に委ねて欲しいと、
夜空に居場所を確保している。

日毎に満ち欠けを繰り返す月の光は、
小賢しい知恵では到達できないこころの道標。
月に棲む貪欲なオオカミがあなたの師となって、
あなたを目覚めに導こうとしている。

あなたは月の在り処に無頓着だけれど、
月の方はいつもあなたを知っている。
あなたが月に目を向けさえすれば、
月の光はあなたに注ぐ。
あなたを眠りから覚まさせようと月は輝く。


posted by バンナイ at 06:22 | ゆめのことばたち

2013年09月20日

ゆめのことばたち16・蝶

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空を捕らえる力はあなたの才能。
右と思えば、また左。
それなのに手の届かないところまでは、
行くことも隠れることもない。

色を捉える力はあなたの特権。
カラフルもあり、モノトーンもある。
限度のなさで調和し、
不協和音を奏でそうな色さえあなたを表す。

場を捕らえる力はあなたの責任。
花たちの命は、
甘い蜜を欲しがるあなたに預けられる。

自分のこころを捕らえる力はあなたの生命。
変容という死と再生を恐れない勇気。
自分を他人に委ねない強さ。

周りの注目を集めて放さないあなたの魅力。
太陽はあなたの色を際だたせるために輝き。
大地の生き物はあなたの訪問を歓迎する。


posted by バンナイ at 09:18 | ゆめのことばたち

2013年09月17日

ゆめのことばたち15・象

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ジャングルの一番大きい動物なのに、
足音もたてず、
平原を優雅に歩き回る。

大きな耳をパタパタ揺らして、
動作は大仰なのに、
器用な長い鼻は針に糸さえ通しそう。

陸に棲む最大のどうぶつ象には、
大きいこととデリカシーが共存している。

優しそうなのと、
梃子でも動かない頑固がウラハラ。

遠くで見ればジャングルの一員。
だから距離を保てば、
なんていうことはない。

近づきすぎると、
ざらついて触るのがためらわれる肌が迫り、
さらに色も地味で、
イメージが固まらず混乱する。

そんな行き場のないイメージを、
わたしの心の磁石が
夢の象を通して重ねていく。
象のウラハラが母の像と、
揺れながら、ぶれながら重なっていく。

母という優美を脇に置くと、
頑固な鎧が垣間見える。
その間を行き来する危うさは、
傷つき易さを生じさせるに違いない。
そのウラハラが血の通う母のこころを映し出す。


posted by バンナイ at 06:53 | ゆめのことばたち

2013年09月13日

ゆめのことばたち14・玄関

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あなたの家の玄関に立つ人がいる。
その人はあなたが会いたかった人だろうか。
あなたには確信がない。

でもその人を招待しよう。
その人はあなたと親しく話をして、
仲良くしたいと訪ねてくれたのだから。

そうかしらと半信半疑でも、
すでにサーモンピンクのガーベラが、
華やかに活けてある。
玄関にゲストを迎えたいのは、
あなたの本心。

玄関扉の前に立つ人は、
生涯あなたを大切にする。
表からの人には裏がない。

裏口から訪ねてくる、
笑顔の人には気を付けよう。
裏からの人には裏がある。

あなたを大切に思う人が、
あなたのこころの扉をノックしている。
あなたはドアノブに手をかけながら、
この瞬間を待っていたと気付く。

さあその人を招き入れよう。
その人は、
優しく無邪気で生き生きとした人生の運び人。


posted by バンナイ at 07:20 | ゆめのことばたち

2013年09月10日

ゆめのことばたち13・ケダモノ 

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これはいったいどういう事だ!!!

気味の悪いケダモノの登場で、
あなたは混乱する。

何でこんなグロテスクな奴を夢に見たんだ。
「消えろ!」
「失せろ!」
「なめんな!」
「コノヤロー!!!」

思いつく限りの悪態をついてみる。
その悪態は言葉にならず、
事態は進展せず、
悪くもならない。

そこでこの際だから、
ちょっと考えよう。

あなたがその気になりさえすれば、の話しだが。

ケダモノを味方にすれば、
暗い夜道の友達になる。
闇雲に勇気の要るとき、
頼りになる。
一緒に羽目を外せば、
こ・わ・い・も・の・無し。

何を隠そう、
ケダモノの正体はあなたの恐怖心。
あなたの「恐い!恐い!」が、
溜まりに溜まって、
大きくなって会いに来た。
「そろそろ『怖い怖い』をやめたらどうか?」と。

これ以上あなたが怖がると、
ケダモノとの関係が崩れる。

怖がる自分と怖がらせる自分は表裏一体。
耐えられる怖さをあなたは作っているのだ。

楽しめる間は良いけれど、
ケダモノも疲れ、あなたも自分の恐怖に疲れてきた。

という訳で、
ひとり芝居も滑稽。
ここらで幕切れとしませんか。


posted by バンナイ at 06:02 | ゆめのことばたち
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