右手は、
自分の愛と優しさを周りに差し出す道具。
左手は、
人の優しさと愛を素直に受け取るはたらき。
さらに右手は、
自分をこの世で最も大事に扱うために、
人に怒りさえ向けられる勇気。
そして左手は、
人の干渉を許さず、
自分が自分でいるために
人を見捨てることのできる心意気。
二本の足はひとりで歩けるあなたの証。
あなたが自分の道を行くとき、
片方の足は地を踏み、
もう片方は空中を這う。
天意と我が意が交互にテンポを持つとき、
あなたは身体という神殿に住む。
四本の手足の真ん中に座す、
あなたというひとつの魂が
あなたの頭の司令塔と手を結んだとき、
あなたはこの地球の
かけがえのない住人になる。