[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2007年6月〜2015年1月 ]

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2013年08月29日

ゆめのことばたち10・身体

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右手は、
自分の愛と優しさを周りに差し出す道具。
左手は、
人の優しさと愛を素直に受け取るはたらき。

さらに右手は、
自分をこの世で最も大事に扱うために、
人に怒りさえ向けられる勇気。

そして左手は、
人の干渉を許さず、
自分が自分でいるために
人を見捨てることのできる心意気。

二本の足はひとりで歩けるあなたの証。
あなたが自分の道を行くとき、
片方の足は地を踏み、
もう片方は空中を這う。

天意と我が意が交互にテンポを持つとき、
あなたは身体という神殿に住む。

四本の手足の真ん中に座す、
あなたというひとつの魂が
あなたの頭の司令塔と手を結んだとき、
あなたはこの地球の
かけがえのない住人になる。


posted by 天の鳥船庵 at 19:52 | ゆめのことばたち

2013年08月26日

ゆめのことばたち9・風

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あなたのなかで風が吹けば、
あなたは変わる。
あなたが変われば周りが変わる。 
あなたを変える風の訪問は唐突だ。
風はいたずらのトリックスター。
あなたはそもそもそのいたずらに乗る遊び心を持っている。
さっきまでのウエットは一掃して、
いまはドライといきましょう。

彼が好きだった。
でもいまは彼に関心もない。

あなたは吹く風に乗る。
風があなたの未来を運んでくる。
風と一緒に軽々と歌い踊ろう。

この変化に身を任せられれば、
責任を果たす力を手に入れる。
それがあなたを正直者に戻してくれる。

風の中の羽根のように軽やかでいい。
風向きが変わったら、
あなたのまわりの淀みが一掃される。
風向きの変わるに任せて、
自由という安全域にいればいい。

自由の中で踊るなら、
あなたは神と共同創造者となる。


posted by 天の鳥船庵 at 09:06 | ゆめのことばたち

2013年08月18日

ゆめのことばたち8・傘

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泣きたくなったら泣いていい。
涙という降り注ぐ雨は、
こころの傷を癒してくれる。


静かにそっと泣いていい。
一滴の涙は、
あなたを感動の高見に引き上げてくれる。

時には声を張り上げて泣いてもいい。
あなたは今このときという、
安全の傘を持っているのだから。

傘の下で好きなように泣くといい。

やがてあなたは傘を畳み、
東風に髪を乱して駈け跳ねたくなる。

天蓋ほどの傘に守られ、
涙の嵐をやり過ごしたあなたには、
もう恐いものはなにもない。


posted by 天の鳥船庵 at 10:00 | ゆめのことばたち