[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2007年6月〜2015年1月 ]

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2011年12月30日

ケイシーの業績を実生活に活用するために(10)副題:夢を生きるために 夢のアプローチ法を考える

夢のアプローチ法を考える

*夢を瞑想する

最後に、瞑想中に夢に焦点を当てます。
背筋をしっかり伸ばして瞑想の中で夢に焦点を当てたときと、
単に夢について考えたときとの違いは、
結果得たものによって本人が確認するしかありませんが、
瞑想の中で夢を思い出す作業をやってみる価値はあります。
やってみて、びっくりして欲しいと思うばかりですが。

わたしたちは残念ながら、
自分の親から瞑想を教わることはありませんでした。
だから是非、ケイシーに触れた方は、
自分の子供に自分が瞑想している姿を見せて欲しいと願います。
何処にいてもどんな状況でも、
夢と瞑想と祈ることさえできれば、
わたしたちは安心で豊かな地に生きていると解ります。
それを次世代に自分の行動を通して伝えていくのが、
夢を生きることではないでしょうか。

ケイシーを知ってから数十年、
いまでもひまし油パックと洗腸と大まかな食養生は欠かせませんが、
送りナンバー1万を越えた自分の夢日記や、
それを基に描いた絵は、
ときに萎える心を励ましてくれます。
好きな夢はいつまで経っても忘れません。
自分が幸せで生き生きしている姿を夢に見ると、
そんな夢同志を繋ぎ合わせて、
ひとつの筋書きを作るらしく、
事が成就してから夢日記を読み返して、
自分が勝手に夢を造り上げていたことに気付くものです。
寝てみた夢を下敷きに、
前意識で理想のイメージを持ち続けた結果なのだと悟りました。
これは大きな収穫でした。

それから、夢に取り組んだからこそと思えるところは、
自分への尊厳のあり方です。
ケイシーを知った頃は、自分への自惚れにずいぶん苦しみました。
自分の特別意識を自分への敬愛に育てていくのは、
わたしにとってとても大変でした。
この道程を言葉化できるまでわたしは成長していません。
ざっくりまとめればどの人も成長するために生きているのだから、
成長のかたちはみんな違うようでいて同じだと思っています。
わたしも一定の道程を歩んでいると、
自分の夢たちを眺めて思います。
夢の流れを見ると、
ユーモラスな孤軍奮闘の自分が見えてきます。

鼻持ちならない自惚れやのわたしを、
典型的な夢たちが、丸く丸くと育ててくれたのです。
「夢を友だちにして本当に良かったな」と、感じ入っています。

話しを戻すと、
瞑想中に夢をなぞれば、
現実世界の自分と、
夢の世界のの自分の両方を眺めやる場に立ちます。
心の騒がしさが遠のいた場です。
その場に立つと、
自分の意識が幻想を確認したような平安を感じます。

詰まるところ、それで良いのだと思います。(終わり)


posted by 天の鳥船庵 at 16:33 | 夢のメッセージの取り方

2011年12月09日

ネギ考

先日、ネギが登場する夢を知りました。

いつもながら夢の全部をお話し出来ません。
ご本人に許可をもらっていないからですが、
許可をもらったからといって、
では公にという話しでもありません。

そこで今回の話しはメモ程度に受け取って下さい。

でも、わたしとしてはとても大切なはなしで、
止むに止まれない気持ちで、
この場を借りて一石を投じたいと思っています。

今迄すべての夢はどのように生きるかを教えてくれていました。
それから考えると、
この夢がこれからを生きる術を語ってくれていると思えました。

夢には様々な食品・食べ物が登場します。
食べるものはその人に取って適・不適がはっきりしているので、
夢のメッセージは比較的解り易く納得がいきます。

今回それが「ネギ」だったという訳です。

それでネギの夢を知って夢の専門家としては、
ラッキー!というのと同じに、
これがこれからを生きるわたしたちの、
「女性性」の本質を突いているのでは?!と思ったのです。
その辺を少々お話しましょう。

ネギは主菜にならないけれど、
いつもキッチンにある野菜です。

焼きネギをマリネーにしたりきんぴらにすればご飯は進み、
わずかに主菜めいてきますが、
大抵は薬味です。

湯豆腐、みそ汁、奴にと和食の友です。
そればかりではなく洋食中華にも添えられる万能野菜です。

さて話しがここから大げさになります。
びっくりしないで下さいね。

この男性原理が作り上げた原発事故の後処理に、
女性原理の何が役立つか?
それを考えるヒントがここに隠されているのではと思った次第です。

夢の常道ではネギを夢見た人はネギを食べるのが良いのですが、
ネギを夢見ないわたしたちも彼女にならってネギを食べたらどうでしょう。
身体の浄化の一役をネギが担ってくれるかもしれません。

食品栄養学は戦後右往左往した分野です。
ネギの効用がすべて明らかになっているとはいえません。
そこで常時ネギの薬味を食卓に出すようにしてみませんか。

たまにはネギの料理を工夫して、
主菜にするのも良いかもしれません。

そして、これからの女性は誰かがリーダーに成るのではなく、
横の繋がりを大切に、
自分の「得手」を出し合える関係を作っていくことではないでしょうか。

それがネギが示唆する「女性性」なのではと思うのです。

(ちなみにネギの旬は11月から2月だそうです)


posted by 天の鳥船庵 at 13:16 | 夢活用法

2011年12月08日

ケイシーの業績を実生活に活用するために(9)副題:夢を生きるために

夢のアプローチ法を考える

*夢を生きるには夢に相談する

どうしてもわたしたちは、
夢は向こうから勝手にやってくる厄介な代物で、
こちらからのアプローチは不可能だと考えがちです。

しかし真実は反対です。

夢へのはたらきかけが可能になる条件は、
理想実現に向けてという動機と、
他人事には関わらないというふたつをゆるがせにしないことですが、
求めれば、
意志に添った答を示してくれるのが夢です。

わたしたちは神に祈ります。
神に、
願いを実現するにはどうしたら良いかを託します。

それと同じように、
夢に頼むのです。
こちらの知りたいことに答えるようにと、
寝る前に夢に頼むのです。
まるで最も近しい友人に相談するように。
これは、夢の方でも一番やって欲しいことかもしれません。

意識と夢意識が、
最初から協力関係にあるわけですから、
効力は強くなります。

切羽詰まっているときほど、
有効でしょう。
ビジネス上の質問なんかは、
最も効果があるようです。
しかし繰り返しますが、
霊的向上こそがメインテーマなので、
ここを少しでも外れると、
夢の方でからかうような答え方をしてきます。

これもまた楽しいものです。


posted by 天の鳥船庵 at 13:59 | 夢活用法