画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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ブログアーカイブ

2007年06月25日

バケットにイカ

私の夢で,「全粒粉のバケットに茹でたイカを挟んだものを出されて躊躇している」、というのが一週間位前にありました。
夢の中では、「嫌だなー」、と思っているので夢の続きを想像しても,食べるはずはない。実際に出されたらバケットだけは戴くけれど,イカは遠慮するでしょう。
想像しただけでも,おいしそうには思えない。
実は、前日の晩寿司を食べました。一仕事終えたお祝いのつもりで。本マグロの赤身が好みで、単純にそれを楽しんで、そのつぎにイカを目にしたのです。そのとき一瞬幽かな違和感らしきものを感じたなあと、夢を思い出してからつらつらその記憶が浮かび上がってきました。実際はその微妙な揺れを無視して,食べてしまったのですが。
夢と前日の寿司を繋げたくはないけれど,食べるものへの警告には違いない。
炭水化物と動物性タンパク質の組み合わせを注意されたと受け取りたくはないのですが,少なくともこの季節イカだけは遠慮しておこうと思ったことでした。この組み合わせが問題を起こしそうだと受け取らざるを得ないからです。
それにしてもこの暑い時期、お出かけが苦痛です。冷房が身体に堪えふらふらになって、消化力は落ち、だからこんな夢を見るのだと文句も言いたくなります。
多分これをお読みのみなさんには,関わりのない内容に違いないと思うのですが。でも、それでも一人位「ああ、それそれ!」と体験を共有できる方がいるに違いないと,この夢の話を書いています。
身体が健康であれば,心が平安でいられる。これは私の長い長い体験から編み出された信条です。身体を気遣うことは,私の真我である神が住まう神殿への配慮。食べるという大切な行為を,神が喜ぶものにしたいのですが,なかなかどうして私のような凡人には難問で,神さまに妥協をお願いしています。
夢に戻ると,「茹でたイカ」がいろいろを想像させて,科学的な真実へのヒントかなあと思うのですが,本当のところは分かりません。


posted by バンナイ at 11:34 | 夢で心と身体の健康状態を知る

2007年06月21日

鬱にちなんだ色々

前回の鬱の夢,「知人の家にいて,家政婦さんらしき人に奥がその人の娘Yちゃんの部屋と連れて行かれるが,途中狭い通路で、『なんだこれ!』と思う。しばらく行くと部屋に着いたが、広い工房のようだ。Yちゃんが鬱になったときここに籠り,コラージュや絵を描くそうな。棚にはいろいろな色がついた紙(自家製の色紙)が何枚も置かれている。使い古された工房の雰囲気だ」について、どうしてももう少しお話ししなくチャと思ったものですから、お付き合いください。
絵本作りも終わった次の日。
ゆっくり朝食を楽しんでいる食卓で,
「色がついた紙ってなあに?」と訊いてみました。
「それはね、あの『はらぺこあおむし』のエリック・カール先生がアトリエにストックしている自作の色紙のことさ。」ですって?!
つまり夢ではYちゃん自作のということにして、夢主自身が色をストックしていると伝えている訳です。
訊いてみなくちゃ分からない,びっくりどっきりの返事でした。
カール先生の「はらぺこあおむし」は飛び抜けの絵本です。絵本のどこをとっても自作の色作りが発見できて,それが楽しい絵本です。紙屋さんの店先にしつらえたような贅沢な引き出しが壁いっぱい。そのどの引き出しを開けても、これからの絵本用にストックがあります。引き出しの中はカール先生の色の氾濫。
テレビで見たカール先生のアトリエを、ふたりで好いなあと感心したことを思い出しました。
このカール先生の話は、自殺が鬱になった以上に衝撃的でした。
夫も近々努力を重ねることで,彼本来の色が出せるようになるでしょう。
絵本作りがそのきっかけになっただろうと感じたことでした。


posted by バンナイ at 06:33 | 夢で心と身体の健康状態を知る

2007年06月17日

自殺の夢から鬱の夢へ

5月30日に私たち夫婦の「自殺の夢」を披露しました。
リアルタイムで夢の続きを話すのは,正直勇気のいることですが,これをお読みの方々に何かしらお役に立つに違いないと考えて、再び夫の夢と私たちの生活のことをお話ししましょう。
夫は去年の仕事が上手く行かずずっと意気消沈していました。
彼は絵描きで,それも絵描きとしては年齢の割に後発で,去年戴いた絶好のチャンスも活かせず、そして自殺の夢になりました。
それが、「Yちゃんのうつ用の部屋」と題をつけた夢を、彼はこの11日に見たのです。自殺から鬱へ症状は軽くなったという訳。思わず「やるじゃん!」とこちらは気分も軽くなりました。
Yちゃんは親しい人の娘で、小学校四年生。親に言わせると、反抗期で難しいのだそうですが、両親の愛を一身に集めて育った、バランスの良い女の子。夫にもなついたかわいい子です。
夢は,「その子の家にいて,家政婦さんらしき人に奥がYちゃんの部屋と連れて行かれるが,途中狭い通路で、『なんだこれ!』と思う。しばらく行くと部屋に着いたが、広い工房のようだ。Yちゃんが鬱になったときここに籠り,コラージュや絵を描くそうな。棚にはいろいろな色がついた紙(自家製の色紙)が何枚も置かれている。使い古された工房の雰囲気だ」というのです。
この夢を聞いて,一昨日まで取り組んだ絵本が彼にとっての「Yちゃんの鬱用の部屋」であったとほっとしました。
彼にとってYちゃんは才能豊かで、性格にバランスが見られ、広い工房の持ち主という夢の設定に異存はありません。「そんな彼女でも時に落ち込むことだってある」というのと、広い工房が彼自身の才能を信じるようにとのメッセージでもあり,しばらくファインアートから離れて、「遊ぶのも良いものよ」と絵本作りを奨励しているように確信したのです。
実は、ふたりで絵本新人賞に応募することにしていて、昨日が公募している出版社の締め切り日でした。ですから夢を見た11日から15日までは、絵本作りに没頭せざるを得ない状況でした。絵本に取り組んでいた一ヶ月余り,はじめのころは彼にも緊張といくらかの不安もあったように感じましたが、終わる頃には楽しさを体験しているようでした。
絵本作りの作業を終えて発送してさっぱりした後は、ただただ「ありがたいなあ」と心底思ったものです。
自殺から鬱への夢は,伴侶の私へのプレゼント。夫の夢で安心を教えられたのですから。


posted by バンナイ at 07:03 | 夢活用法

2007年06月02日

「夢はコーチと捉えるべし」の話

 夢の役割を簡単に説明する方法は無いものかとずっと考えていて,やっと辿り着いたひとつのアイディアをお話ししましょう。
 夢の口調やメッセージのニュアンスを調べていくと,これはスポーツ選手を育てる有能なコーチの手法であり、その手腕ではないかと思い至ったのです。つまりあなたはいま天才アスリートで、超一流のスポーツ選手を目指して特訓を積んでいるという訳です。どんな天才もコーチは必要です。超一流ともなれば心技体、どの方面からの助言も辞さない多角的で全体把握のできるコーチが求められます。このコーチの役を担っているのが夢だと考えたのです。
 一週間前の助言が足腰を鍛える身体の使い方であったとしたら,今日はその為の時間配分を中心にコーチから助言があるでしょう。これらの助言を実行してみても、思わしい結果がでなければ,コーチは手法を変えて,食事内容に言及してくるかもしれません。いまはあなたの足腰を鍛えるところだと、コーチから説明を受けていようといなかろうと,あなたの課題はここからしばらく離れることはありません。
 足腰を鍛える時期だと、コーチが判断した場合,課題があっちにいったりこっちに来たりということはありません。足腰を鍛えているのに急にアスリートとして記録ばかりに焦点を当てられたら,どちらも成果を上げるのは難しいことになります。
 コーチとあなたの目的は,一流のアスリートとして最高の成果を出すことだと一致しています。では何故あなたは一流のアスリートとして通用する天才選手なのでしょうか?あなたの存在自体がこれまで好成績を修めた証拠であり,極め付きの奇跡の連続に由って現在があるからです。事前予測(生前の計画)はそんなあなたにとって緩やかなもののはずです。
 さて、取り組む課題が変わるのは,その課題に一定の成果が見られたときか,課題が難しすぎたとコーチが判断したときです。コーチにとっての大命題は成果を上げることなので、課題設定が難しすぎてあなたが修学できなかったら,他の手法を出してくるでしょう。
 という訳なので,一定期間の一連の夢は課題があまり変わりません。
 ということは、ひとつの夢が分かったら,しばらく続く夢を観察して課題を知ることが問題解決に先立つ解決法でしょう。そして「あら,取り組むべきはこれなのね」と理解したら,やおら「ではやってみましょう」と、行動に移すか,「ちょっとしばらく様子を見るわ」と、第三者を装ってもOK。肝心はやるべきことが理解できていれば、第一ステップをクリアーするからです。
 繰り返しますが,あなたとコーチの目的はひとつなので,どんなコーチの口調もあなたは本来受け入れられるはずです。それでも悪夢と言われる嫌な感じの叱咤激励には、腹が立って「この夢は見なかったことにしよう」とずるを決め込みたくなるのも、仕方のないことです。
 コーチはそれも先刻ご承知。あなたの気付きをじっと待っています。
これが夢はコーチという例え話です。
すんなりご理解いただけますように。


posted by バンナイ at 11:52 | 夢活用法

自殺の夢

突然ですが,自殺の夢の話をしましょう。
夫の夢で、自殺のテーマが続いたのです。
彼はこのところ落ち込みが安定状態で続いていました。
変わった表現ですけれど,一頃の落ち込みは去年の五日市剛先生の講演を聴いてから
少し楽になったようで、時に元気でした。
それでもこの五月になってからでしょうか,あの講演後の高揚感は薄れて,ときどき落ち込むようになりました。
そんな中,夢で妻のわたしがビルの屋上からひょいと飛び降りるのだそうです。
「こりゃ助からんわ」と思ったと彼は言います。
「で、わたしってあなたにとって何!」と訊いてみました。
驚いたことに即答です。
「あきらめを知らない」と。
この言葉を、自分で自分の耳に聞かせる必要があったのでしょう。
あきらめを知らない人を彼の心が殺してしまっていると夢に告げられて、
彼は自分が自殺行為をしていると、つくづく悟ったようです。
万歳!万歳!
一件落着と行きたいのは,同居人のわたしの我欲。
再び彼は自殺の夢をみました。
彼のあきらめはなかなかのものと受け取った次第です。
今度の夢では、セミナーを主催する仕事をしている女性が「瞬間接着剤自殺症候群」になったので、座頭一の主人公歩きの様な妙な歩き方をしているというのです。
彼にとってその女性は,軽く陽気に多くの人を自分の世界に誘える才能の持ち主なので、彼は常々そうありたいけれど,そうなれない自分に不自由を感じています。
ここまでくると,何かしらテーマの深刻さは薄れてユーモアが感じられ、夢自体は楽観的でさえあるなあと思ったものです。
そこで、むかしむかしわたしも自殺の夢を見たことを思い出しました。
南フランスの田舎の教会のお坊さんが、理由も無いのに自殺をしに草原に向かうというのです。このカソリックのお坊さんは昔のハリウッド映画のコメディアン、ダニー・ケイが演じる人物にそっくりでした。
わたしはここで反省したのでしょうか。後年夫にあきらめを知らないと言われるまでになりました。時々は皮肉を込めて。結婚生活も長くなると,しつこいだのいい加減にしてくれだの喧嘩の種にさえなるので,長所としてほめてくれるばかりではありませんので、残念ですが。
自殺の夢では、自殺者は尊敬される人なんだと感心した次第です。
彼もこれであきらめの気持ちを余裕を持って脇に置けるようになるでしょう。

posted by バンナイ at 11:52 | 夢で心と身体の健康状態を知る
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